ePTFEの用途:ろ過・分離


ほとんどの産業において、お客様からのご要望や法令による定めがあったを含め、高い品質と純度、汚染防止が必要とされます。ゴアのフィルターとベントは、自動車や携帯電話から工業化学薬品、医薬品の製造に至るまで幅広い用途で活用いただくことが可能です。

私たちのフィルターとベント導入されていない場合、どのようなことが起こるでしょうか。蓄積されたガスが逃げ場を失うと、工業化学薬品のパッケージは膨張します。その結果、場合によっては破裂してしまい、環境と消費者を危険物に暴露させる恐れがあります。自動車のヘッドライトであればライトが曇ってしまい、見通しが悪くなるかもしれません。あるいはタービンエンジンに水や土、その他の粒子が紛れ込んで回転を悪くし、燃費を悪化させる可能性もあります。フィルターとベントがなければ、元素状水銀や酸化水銀を、燃焼排ガス流から除去することはできないでしょう。これらは大容量の工業環境のゴアフィルターで吸収できるさまざまな有害物質のほんの一例です。実際、ゴアのフィルターメディアはユーザーと環境を汚染から守り安全を保つために広く使用されているのです。

ベントとフィルターは、個々の用途に応じて自由に設計することができます。低負荷流、高負荷流のどちらにも対応させられますし、洗浄システムとの併用も単独での使用も可能です。ベントは受動的プロセスであるのに対し、フィルターには能動的に電荷を与えることもできます。それぞれの分離プロセスを統一しているのがePTFEであり、ゴアが設計したePTFEの高性能な特性です。

  • GORE® Fermentation Air Filterは圧力損失を大幅に低減した高流量のePTFEメンブレンを使用しています。バッチ当たりの生産性の向上、プロセス時間の短縮、工業用バイオプロセスにおけるエネルギーコストの削減に貢献します。
  • 包装用ベントは洗浄溶液によって目詰まりすることなく連続的にガスを放出します。これを可能にしているのがePTFEの水と油分を弾く性質です。液体は「転がり落ちる」一方で、ガスと分子は、ベントを自由に通過することができます。
  • 他方、GORE® REMEDIA® 触媒フィルトレーションのバグハウスでは、粒子をろ過するとともに、有害なダイオキシン分子を破壊することが求められます。お客様に合わせて設計されたePTFEに触媒を組み合わせて密着した触媒繊維を形成し、気体ダイオキシンを破壊しながらePTFEの微孔構造で粉じんと微粒子をろ過することによって、大気中への毒素の総排出量をさらに低減します。
  • ePTFEは非常に耐久性に優れており、いずれのフィルター、ベントも長期にわたりご利用いただくことが可能です。

わずかな例で、ゴアのベント、フィルトレーション、分離の各製品の性能をすべて紹介することはできません。ゴアが製品を提供している業種、またそれぞれの業種で要求される性能は多岐にわたります。しかし、ゴアはいずれの場合も、不要なものを取り除き、優れたものを確保するePTFEのテクノロジーを通じて、よりよい製品の実現に貢献しています。