トヨタの燃料電池車MIRAIにゴアの技術を採用


W. L. Gore & Associates(以下、ゴア)は、1970年代から燃料電池業界に参入しており、ゴアの燃料電池部材は世界各国で数千件のアプリケーションに採用された実績と経験を踏まえ、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)の燃料電池自動車MIRAIの基幹部材として、ゴアのプロトン交換膜(PEM)「ゴアセレクト® メンブレン」が採用されたと考えます。

MIRAIの心臓部にある燃料電池スタックには、高性能かつ高耐久性のPEMが必要とされます。PEMおよびPEMテクノロジーにおいて世界トップレベルの技術を誇るゴアは、トヨタのこの革新的な自動車の中心部分を担っています。MIRAIの車体下部車体床下には車の推進力を生み出す燃料電池スタックがあり、このスタックは370枚のセルから成ります。それぞれのセルには延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)を補強部材とするゴアセレクト®メンブレンが入っており、水素燃料と酸素の間の化学反応から113114キロワットもの電力を生み出すことに貢献しています。

ゴアは、自動車のパワートレインの寿命を左右する二つの大きな要素である、最高の性能と耐久性を兼ね備える燃料電池向けPEMの製品群を開発し、自動車業界で高い評価を得ています。ゴアの燃料電池ビジネスチームのグローバルビジネスリーダーであるローラ・キーオは言います。「私たちが自動車業界にて長年行ってきた製品イノベーションへの取り組みは、これでまた一歩前進しました。燃料電池のスタックおよびシステムに対する深い技術的理解への努力が報われ、私たちは燃料電池自動車向けPEMにおける世界で最初のサプライヤーになることができたのです」

MIRAIは2014年12月に日本で販売開始された後、本年10月に米国でも販売開始されました。

ゴアの燃料電池技術開発のグローバルリーダーであるウェン・リウは、東京で開催された第11回FC EXPOでの講演で、燃料電池業界において今年が大きな節目の年であることを強調し、次のように述べました。「ゴアでは数十年来PEMおよび燃料電池技術に投資してきました。この結果、トヨタのMIRAIに採用されたことを光栄に思います」

トヨタは、燃料電池車を、化石燃料への依存を減らし、よりクリーンな環境をつくる上で 、大きな変化をもたらすチャンスとしてとらえています。ゴアはトヨタのこうした考えに賛同し、この新エネルギー源利用の開拓者として、より持続可能で環境に優しいモビリティ社会への移行に取り組んで参ります。

W. L. Gore & Associates, Inc. (ゴア)について

ゴアは、発明と製品イノベーションを重視する技術主導型の企業です。防水透湿素材のGORE-TEX® ファブリクスはよく知られており、これら高機能ファブリクスをはじめ、体内に埋植する医療機器、工業用の製造部品、航空エレクトロニクスにいたるまで、そのラインアップは多岐にわたります。私たちは1958年にアメリカを本拠として創業以来、今では年間売上は30億ドルを超え、アメリカ、ドイツ、イギリス、日本、中国に製造工場、世界中に営業所を持ち、1万人以上のアソシエートを擁しています。アジアにおいては、香港、北京、上海、深圳、台北、ソウル、シンガポール、ムンバイ、シドニー、東京、岡山に拠点を構えています。アメリカにおける企業ランキング「働きがいのある会社ベスト100」では、同ランキングが1984年に開始されて以来、毎年ランクインし続けている数少ない会社の中の一つです。またアメリカにとどまらず、韓国、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデン、イギリスでも“最高の職場”として認められています。
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*日本ゴア株式会社は W. L. Gore & Associates (ゴア) の一員です。

 

GORE®、ゴア、GORE-TEX®、ゴアセレクトおよび記載のデザイン (ロゴ)は、W.L. Gore & Associatesの商標です。© 2015 W. L. Gore & Associates, Co., Ltd.

 

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