東京 / 日本(2026/03/12) — 材料科学のグローバル企業であるW. L. Gore & Associates(ゴア)は、同社初のバッテリー研究所を正式に開設したことを発表しました。

ゴアのグローバルな研究開発拠点に新たに加わった同研究所の目的は、世界各国の顧客に向けた高度なバッテリー材料の開発を加速させることです。バッテリーセルおよびバッテリーパックの重要な材料に関する開発、特性評価、厳しい試験を専門とする同研究所は、メンブレン、ベントソリューション、水分・結露管理、爆発・熱暴走対策、圧力調整、ガス放出制御などを扱います。これらの技術により、より安全で信頼性の高いバッテリー技術の発展に向けた、ゴアの長期的な取り組みが強化されます。同研究所がEVや蓄電装置、家庭用電子機器のメーカー各社に提供する一体型のカスタムソリューションにより、試作のスピードアップと製品化までの経路の短縮が可能になります。

共同イノベーションのハブとして設立されたゴアのバッテリー研究所は、ゴアのグローバルな技術リソースと各国の顧客のニーズをつなげる、極めて重要な役割を果たします。同研究所は、材料の開発から試験・評価まですべてをカバーするサービスを提供すると同時に、メーカー各社との密接な連携を促進して、セル工程、パック設計、車両への組み込みにおける互いの発展を後押しします。

材料科学の発展でバッテリー産業に貢献

材料科学のグローバル企業としてゴアが長年取り組んできたのは、素材関連のディープサイエンスをグローバルなサステナビリティの推進力へと転換することです。バッテリー研究所の開設により、ドライ電極や化成工程、その他の技術イノベーションなど、ゴアの画期的なテクノロジーの製品化が加速されます。

自動車産業において数十年の経験を有するゴアは、ベントと水分管理の技術においてパイオニアにしてリーダーであると認識されています。多彩な機能を1つにまとめたゴアのソリューションは、ADASセンサーや電装部品、パワートレイン、シャシー、灯具、バッテリーシステムといった重要な自動車部品に広く採用されています。確かな信頼性と一貫性を背景に、ゴアは業界の課題に正確に対処し、自動車メーカーや部品メーカーが安全性、耐久性、システム統合において飛躍を遂げることを可能にしています。

各種産業分野で実績のある技術力

ゴアのパフォーマンス・ソリューションズ・ディビジョンは、航空宇宙や自動車、工業、エレクトロニクス、半導体などさまざまな市場において、製品やプロセスの難しい課題に対処しています。協働とイノベーションを重視するゴアは、顧客の製品やプロセスの設計に協力して、多岐にわたる過酷な環境での安全性、清浄度、生産性、信頼性、耐久性、効率性を高められるよう取り組んでいます。

ゴアのパフォーマンス・ソリューションズ・ディビジョンCTOのジャスティン・スカイフ博士は、以下のように述べています。
「ゴアが自動車およびエレクトロニクスの各産業で重ねてきた経験により、未来に向けた次世代バッテリーシステム用ソリューションの開発が可能になります。世界各国のお客様と協力して、バッテリー技術における共同イノベーションと持続可能な発展を推進できることを期待しています」

Electric vehicle lithium-ion battery pack with integrated pressure relief venting system, shown with two battery pack vent components in the foreground.

バッテリー用ゴア® オートモーティブベント

ゴアについて

ゴアは、業界に変革をもたらすことで人々の生活の向上に取り組む材料科学のグローバル企業です。1958年の創業以来、宇宙空間から世界最高峰の山頂、さらには人間の体内まで、厳しい環境における複雑な技術的課題の解決に寄与してきました。ゴアはチームワークを大切にする企業文化を持つことで知られており、約13,000名のアソシエート(社員)を擁し、年間58億ドルの収益を上げています。

詳しい内容は、gore.co.jpでご覧いただけます。

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