ePTFEの用途:フッ素ポリマーファイバー


ゴアは、1969年にePTFEを発見して以来、多目的に使えるこの超強度素材を、驚くほど多様な用途に導入してきました。ePTFEファイバーを織ったり、編んだり、縫ったりすることによって、そのまま特定の用途に使用することが可能です。結果として、ロープ、フィルトレーションバッグ、各種アウトドアファブリクスその他の過酷な条件で高い性能を要求される製品にePTFEの特性を組み入れることができます。

ゴアのファイバーは、いかなる時でもその特性を発揮することが求められます。ゴア® ファイバーは、エレベーター、クレーン、採掘作業、さらには海底での金属機器の設置に使用される高性能ロープを織り上げる素材としても使用されています。これらの用途においては、私たちゴアの製品に人命がかかっています。ゴアは、ろ過用途に使用する縫糸や織糸も生産しており、こうした用途においては、ゴアのファイバーは腐食性、刺激性のある化学薬品やガスが環境中に排出されることを防止し封鎖する役割を担っています。

私たちのファイバーは、一般消費者向け製品の耐久性や使い勝手の向上にも活用されています。防風防水性に優れた私たちのファイバーは、傘から船の帆に至るまで、アウトドアのさまざまなファブリクスに使用されています。

用途は多岐にわたっていますが、ゴアのファイバーに共通するのは、優れた靱性、低収縮性、極端な温度に対する耐性、腐食性化学薬品に対する耐性といった特性です。それに加えて、このファイバーは非常にほころびにくく、摩耗に対して強いという特性も備えています。耐久性に優れた乾式バリアとして作用し、素材間の摩擦や、摩擦によって通常引き起こされる温度上昇を低減します。こうした特性は、耐用年数を伸ばすことにもつながります。実際、私たちのファイバーを縫いこんだアウトドアファブリクスが傷んだとしても、ファイバーは元の状態を維持します。

私たちのフッ素ポリマーは計り知れない素材に見えるかもしれませんが、それは基幹材料であるePTFEと、さまざまな用途の個々のニーズに応えるために特性を変更できるゴアの技術力によるものです。例えば、ろ過用途ではePTFEの化学的不活性を、アウトドアファブリクスに対しては耐UV性を、ロープその他の摩擦が懸念される部分には耐熱性をそれぞれ最適化しています。こうした極めて重要な特性に加えて、ePTFEは、低燃焼性、疎水性、非常に優れた引張強度を有しています。ボブ・ゴアは、ePTFEを発見すると同時に、このような特性に気づきました。

ゴアのフッ素ポリマーファイバーは、私たちのePTFEテクノロジーを、より純粋で混じりけのない形で提示しています。とは言いながら私たちは、用途に合わせ常にePTFEを変質させています。時間とともに、このテクノロジーの用途は、山を登る、実験する、海を航行する、果ては空を滑空するといった人々の活動、業種にまで広がってきました。これは、私たちが人々の生活の改善を第一にしてきたことの結果であると考えています。