ゴア® 地殻変動観測ケーブル:ボンデットテレメトリーペア

ゴア ボンデットテレメトリーペアは、軽量小型で液体の浸入を防ぐ機能を備え、海洋地球物理学調査において優れたデータ伝送性能を発揮します。

製品概要

海洋地球物理学調査には、軽量で耐水機能を備えた信頼性の高い装備が必要です。地殻変動観測ケーブルは、海洋調査や地震探査、石油・ガス探索などのあらゆる水域環境の用途において伝送安定性を確保する必要があり、水中に沈められた状態であっても同様の性能が求められます。

ゴア® ボンデットテレメトリーペアは、海洋地球物理学調査用途において最高水準の伝送安定性を実現し、観測装置の全耐用期間を通して変わることのない、信頼性の高い優れたデータ伝送性能を提供します。10年以上にわたり世界中の海洋ストリーマーケーブルに使用される中で、その優れた性能と信頼性を実証してきました。

小さな外径と大きな浮力が特徴のボンデットテレメトリーペアは、ストリーマーケーブルにかかる機械的ストレスの下で最高水準の信号強度を保つことができ、使用開始時から一貫して確実な性能を提供します。

ケーブルの基礎となるテクノロジー

ゴアの低誘電率PTFEおよび延伸PTFE(ePTFE)が、ペアケーブルの接着を可能にします。ケーブルを接着することで、曲げや引っ張りといった物理的ストレス要因がある中でも、高い電気的性能を維持できます。また、ePTFEの構造は、ケーブルの小径化と重量の削減を実現します。ケーブル全体にわたり、各絶縁銀メッキ導体の特定箇所を接着することで、屈曲時の電気的性能と安定性が最大化されます。

個々の導体を覆う絶縁体には、複数層同心状構造でピンホールのない、高品質の絶縁材のみを使用しています。ケーブルの各材料はストリーマーケーブル内の液体充填剤や他の浮力体に適合性があり、広い温度範囲で使用できます。

主な特長と利点

ゴアの材料科学と接着技術が投入されたボンデットテレメトリーペアは、次のような特徴を備えています。

  • ePTFEおよびPTFE絶縁材を使ったピンホールのない絶縁体
  • コンポーネント間に液体が浸透しない
  • 非常に軽量
  • 小口径

こうした特長が、メーカーやエンドユーザーに次のようなメリットを提供します。

  • ケーブル寿命の延長(総コストの削減)
  • ストリーマーケーブルの小径化
  • 機械的ストレスや動きのある条件下で最大の信号安定性
  • 液体中での信頼できる電気的性能
  • 低い信号減衰

ゴア® ボンデットテレメトリーペアについてのご質問などは、こちらからお問い合わせください。

技術データ

製品仕様については、次のゴア® ボンデットテレメトリーペアAWG20の技術データをご参照ください。

動作電圧 600 V DC
絶縁破壊電圧 1000 V AC (50 Hz)
インピーダンス
  空気中
  ストリーマー流体中
 
132 ±5 Ω
122 ±5 Ω
静電容量 33 ±2pF/m
@20MHz
  空気中
  ストリーマー流体中
 
≤6 dB/150 m
≤6.5 dB/150 m
絶縁抵抗 >200 MΩ*[email protected] DC
温度範囲 -100°C~+200℃
外径 4.40 mm
重量 24.4 kg/km

関連資料