ゴア® 地殻変動観測ケーブル:接着テレメトリークアッド

海洋地殻探査には耐久防水性能を備えた装備が必要です。ゴアの接着テレメトリークアッドケーブルは、コンポーネント間への液体の浸入を遮断し、信号減衰を最小限に抑えた優れたケーブル性能を発揮します。

製品概要

海洋調査や地震探査、石油・ガス探索などの海洋地殻探査には、軽量で防水機能を備えた信頼性の高い装備が必要です。こうした用途に使用される地殻変動観測ケーブルは、水中に沈められた状態でも安定的な信号伝送を行える必要があります。

ゴアの接着テレメトリークアッドケーブルは、海洋地殻探査用途において最高水準の伝送安定性を実現し、観測装置の全耐用期間を通じて変わることのない、信頼性の高い優れたデータ伝送性能を発揮します。5年以上にわたり世界中の海洋ストリーマーケーブルで使用される中で、その優れた性能と卓越した信頼性を実証してきました。

ストリーマーケーブルに適した小さな外径と大きな浮力が特徴の接着テレメトリークアッドケーブルは、機械的ストレスの下でも最高レベルの信号強度を保ちます。使用開始時から一貫して確かな性能を発揮します。

ケーブルの基礎となるテクノロジー

ゴアの低誘電率PTFEおよび延伸PTFE(ePTFE)材料が、クアッドケーブルの接着を可能にします。ケーブルを結合することで、曲げや引っ張りといった物理的ストレス要因がある中でも、高い電気的性能を維持できます。また、ePTFEの構造は、ケーブルの小径化と重量の削減を実現します。ケーブル全体にわたり、絶縁された各銀メッキ銅導体の特定箇所を結合することで、屈曲時の電気的性能と安定性を高めます。

各導体を覆う絶縁体には、複数層同心状構造でピンホールのない、高品質の絶縁材のみを使用しています。ケーブルの各材料はストリーマーケーブル内の液体充填剤や他の浮力体に適合性があり、広範な温度範囲で使用可能です。

 

主な特長と利点

ゴアの材料科学と接着技術が投入された接着テレメトリークアッドケーブルは、次のような特長を備えています。

  • ePTFEおよびPTFE絶縁材を使ったピンホールフリーの絶縁体
  • コンポーネント間への液体浸透なし
  • 極めて軽量
  • 極めて小さなケーブル径

こうした特長により、次のようなメリットをもたらします。

  • より長いケーブル寿命(総コストの削減)
  • ストリーマーケーブルの小径化
  • 機械的ストレスや動きのある条件下で高い信号安定性
  • 液体中での信頼できる電気的性能
  • 低クロストーク
  • 極めて低い信号減衰

ゴア接着テレメトリークアッドケーブルについてのご質問などは、ご遠慮なくお問い合わせください。

テクニカルデータ

製品仕様については、次のAWG20接着テレメトリークアッドケーブルのテクニカルデータをご参照ください。

動作電圧 600 V DC
絶縁破壊電圧 1000 V AC @ 50 Hz
インピーダンス  
  • 空気中
  • ストリーマー液体充填材中

136 ±5 Ω
128 ±5 Ω

10 MHzでの減衰  
  • 空気中
  • ストリーマー液体充填材中
≤6.7 dB/150 m
≤7.3 dB/150 m
絶縁抵抗 >200 MΩ*km (500 V DC)
温度範囲 -100°C~+200℃
外径 4.6 mm
重量 38 kg/km

関連資料