より軽量で薄型のバッテリーボックスの設計を可能に


NEW GORE Low Pressure Evacuation Vent

バッテリーボックス向けゴア™ 低圧解放ベント

次世代バッテリーボックスの容積、重量、コストの低減を実現

世界のバッテリーメーカーは、バッテリー式電気自動車(BEV)やプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)向けに最適化された信頼性の高いバッテリーボックスの設計に取り組んでいます。未来のバッテリーボックスには、通常の運転条件下と過酷な運転条件下のいずれでもバッテリー・コンポーネントを信頼性の高い方法で保護すると同時に、現在の製品に比べスペース、容積、重量を低減することが求められます。

新しいゴア™ 低圧解放ベント
この革新的で繰り返し復元可能な防水通気フィルター技術は、設計自由度の向上により軽量で薄型のバッテリーボックスを実現し、電気自動車の未来の性能向上をサポートします。

バッテリーボックス向けゴア™ 低圧解放ベントは、最も重要な3つの保護機能を、1つのソリューションに統合しています。規定された過圧値に達した場合に破裂する既存のソリューションと従来のベント技術との組み合わせに比べ、コンポーネントの点数と組み立ての手間を低減します。バッテリーボックス向けゴア™ 低圧解放ベントは、 より軽量な材料の使用、過圧リスクの効果的な低減、信頼性の高い保護機能の継続的な提供により、未来のバッテリーボックスの設計自由度を向上します。

  • 非常に低い開口圧力に対応するとともに、繰り返し復元可能なバイパス機能を提供
    • 柔軟性の高い防水メンブレンは2.5kPa未満の圧力で開放されて、軽量で複雑さの低いバッテリーボックス材料の使用を可能に
    • 通常の動作条件下と、復元可能なバイパス機能による過酷な動作条件下との間で、繰り返し過圧の解消を可能に
    • 水、自動車関連のフルード、泥、土ぼこりなど、環境異物のバッテリー・コンポーネントへの侵入を防止
  • バイパス機能を備えた柔軟性の高いメンブレンを通じて、1つのセルやモジュールの異常発熱に関連した過圧*のリスクを低減
    • 有害ガスを適切に排出するほか、1つのセルやモジュールの異常発熱による過圧を解消
    • 繰り返し復元可能で、異常発熱後にバッテリー・コンポーネントを外部汚染物質から継続的に保護し、バッテリーの故障の可能性を最小化
    • 温度や圧力が大幅に上昇する異常発熱時にはガスを効果的に排出し、ドライバーや同乗者の迅速な降車と有害ガスからの避難を可能に
  • 従来のゴア製品と同様に、高い信頼性と耐久性を提供
    • 内圧調整を促進
    • 水、泥、土ぼこりの侵入に対する重要な保護機能を提供

*バッテリーボックス上の温度とベント位置による

性能特性
通気量 35 ℓ / h @ 1.2 kPa
緊急時のバイパス通気量 50,000 ℓ / h @ 7 kPa
バイパス開口圧力(繰り返し復元可能) < 2.5 kPa
防水性 水深1mに24時間
温度範囲(短期温度上昇) -40°C~90°C
難燃性 UL 94 V0