車載ランプ用ゴア® オートモーティブベント

ゴアの防水フィルターは多種多様な車載ランプに使用できます。圧力を調整し曇りを低減させ、異物を遮断するので、あらゆる気象条件でランプの輝きを保ちます。

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GORE<sup>&reg;</sup> Automotive Vents – Adhesive Vents: AVS 9, 100, 42;  AVS 2, 5, 15, 16, 43; AVS 17, 18, 4, 7 – Data Sheet

Automotive Vents

Describes the Adhesive Series portfolio for automotive exterior lighting applications (headlamps, fog lamps, rear and specialty lamps). Includes performance characteristics as well as design and dimensions.

English (U.S.)

関連資料: 車載ランプ用ゴア® オートモーティブベント

製品概要

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ゴアの防水フィルターがもつ自動車ランプにおける利点についてはこちらをご覧ください。

安全性、性能、そしてデザイン性は、自動車のヘッドランプやフォグランプ、リアランプ、特殊ランプの設計において、非常に重要な要素です。またこれらの部品は、加熱と冷却のサイクルや湿度、粉じん、ゴミ、液体、結露のような環境要因によって性能が損なわれる恐れがあります。

車載ランプ用ゴア® オートモーティブベントは、過酷な環境や極限の条件における損傷や劣化、早期故障からランプアセンブリを守ることができます。

ゴアのベント(防水フィルター)は、雨やみぞれ、雪、粉じん、土ぼこり、ゴミの侵入を効果的に遮断します。また、シール部分の負荷・破損につながる圧力差にも迅速に反応します。正圧も負圧も速やかに調整できるので、負圧によってハウジング内に水や異物、結露が吸い込まれて繊細な電子部品に接触する危険も減らせます。

LEDランプの課題に対応する設計

LEDヘッドランプには、繊細な電子部品を異物から守り、レンズの「くすみ」、「曇り」といった結露による品質問題を避けるために、優れた防水フィルター機能が必要です。レンズの曇りや筋状の跡は、車の持ち主にとっては特に不愉快ですし、対応を迫られる自動車メーカーやサプライヤーにとってはコスト増につながります。

特に曇りの影響を受けやすいのが、LEDランプです。 これはLEDランプ後部の電子部品のみが熱を発生し、レンズの前面に冷たい箇所ができることが理由です。 ハウジング内に少しでも水分があると、この冷たい箇所で結露します。 この結露が軽減されないとレンズが曇り、防曇加工されている場合は、水分を含んだコーティングが垂れて筋が残る恐れもあります。

曇り対策

ゴアが最適なソリューションをご提案!

ゴアの高度な防水フィルター技術は、自動車ランプの曇りが問題となるあらゆるケースで、ヘッドランプ内の水分対策の改善が可能です。ゴアのソリューションは、複数の点で時間とコストの節約、不満の解消につながります。

GORE Auto Vents Case Study Reduce Condensation

ある自動車メーカーの満足度向上と返品・交換件数削減にゴアが貢献しました。詳しくは、こちらのケーススタディ(英語)をダウンロードしてご覧ください。

顧客満足度を維持

ヘッドランプに曇りや筋状の跡が生じると、高級なブランドイメージが損なわれ、もっと良いものを期待していた顧客には大きな不満の種となります。なぜなら、保証によって支払いが生じない場合でも、顧客は「ランプメーカーの品質問題」と思われるものに対処するために時間と手間をとられるからです。

ヘッドランプの曇りが問題となる前に、ゴアの防水フィルター技術で効果的に解決することが可能です。

返品・交換件数を低減

ヘッドランプのレンズ内に曇りが増えると、返品・交換件数も急増し、これによって多額の損失が出る場合があります。また、部品の品質や信頼性に疑問が生じ、解決には長い時間と多額の費用がかかることがあります。

ゴアなら、損益を改善するため、そして曇りの問題を迅速かつ確実に解決するために必要なソリューションをご用意できます。

性能を維持

ヘッドランプの曇りで一番困るのは、レンズの表面に見えるものではなく、隠れた損傷です。これは、曇りによって電気系統の接点が腐食し、ランプに使用されている高価な電子部品の性能や信頼性、寿命が低下することで発生することがあります。

ゴアの曇り対策技術は、ヘッドランプの部品やアセンブリが設計通りの性能寿命を維持するのに役立ちます。

評価のスケジュールを合理化

ヘッドランプの曇りの影響で評価試験が行き詰まったり、まして再設計に戻る状況になったりすると、開発スケジュールを再設定してコストの予想を修正せざるを得なくなります。最悪の場合、製品立ち上げに関する各期限が守れなくなる恐れがあります。

ゴアの曇り対策ソリューションは評価済みで、市場での実績もあります。また、アプリケーションエンジニアがサポートを行い、非常に困難な課題の解決にも取り組みます。

AVS 156 STD R1 US

ゴアが研究室で行った試験では、ヘッドランプの設計によって曇り晴れ時間が延びる可能性があることが分かりました。詳しくは、 こちらのケーススタディ(英語)を請求ください。

設計の自由度を向上

ヘッドランプの設計においては、光量と同じくらい意匠性も重要です。しかし、迷路構造のような工夫で曇りを防ごうとすると、設計の自由度が制限され、意匠性が損なわれ、斬新なデザインが出てこなくなる可能性があります。(それでも効果的な曇り晴れ性能は得られません。)

ゴアの多様な曇り対策ソリューションで、設計における選択肢を増やし、性能とデザインのバランスが必要な場合に自由度を高めることができます。

ゴアのオートモーティブベントについて

ゴアは数十年にわたり、世界の各種プラットフォームにおいて自動車ランプの防水・防じん・通気機能をリードしてきました。曇り対策を備えた防水フィルター製品を最初に開発したのはゴアです。また革新的な結露対策製品として受動型のゴア オートモーティブベントや、能動型の新製品、ゴア™ 曇り対策製品を提供し続けています。

製品一覧

ゴアは、ヘッドランプ、フォグランプ、リアランプ、特殊ランプ(CHMSL)の各用途に適した防水フィルターを提供しています。ゴアの防水フィルターは、実験室と実際の使用条件の両方で徹底した試験と評価を受けており、使用時に均一で信頼性の高い性能を発揮することが確認されています。

豊富な防水フィルター製品ラインアップ
さまざまなサイズと性能からランプに合った防水フィルターを選択できます。また、自動、手作業いずれの方式でも取り付け可能です。

曇り対策・圧力調整用防水フィルター

  • 駐車時および走行中の曇りを軽減
  • -40℃~125℃で迅速・確実に圧力を調整
  • ePTFE100%のメンブレンが、水やフルード/オイル、粉じん、土ぼこりの侵入を防止
  • 粘着材付きで、自動、手作業いずれの取り付け工程にも対応した設計

ヘッドランプ用

AVS 9 AVS 9:
数多くの導入実績があり、グローバルスタンダードとも言える製品
AVS 100 AVS 100:
取り付けがより簡単で、高圧洗車耐久性も向上

フォグランプ用

最高150°Cまでの高温で使用可能、2種類のサイズを用意 AVS 15/AVS 16:
最高150°Cまでの高温で使用可能、2種類のサイズを用意

リアランプ用

AVS 2/5 AVS 2/5:
最高125°Cまで安定した内圧調整が可能、2種類のサイズを用意
AVS 15/16 AVS 15/16:
最高150°Cまでの高温で使用可能、2種類のサイズを用意
AVS 43 AVS 43:
内部容積の大きいハウジングに生じる大きな圧力差を速やかに調整する、超高通気量タイプ
AVS 9 AVS 9:
数多くの導入実績があり、グローバルスタンダードとも言える製品
AVS 100 AVS 100:
取り付けがより簡単で、高圧洗車耐久性も向上


車載ランプ向けの粘着材付きシリーズについては最新のデータシート(英語)をご覧ください。

世界中の市場で性能を証明

世界の各種車載プラットフォームにおいて数百万個のゴア® 粘着材付きベントが使用されている理由には、次のようなものがあります。

  • 車両の走行時でも駐車時でも、迅速かつ継続的に圧力を調整
  • 効率よく水分を拡散させ、レンズの曇りの問題を解決
  • 微細な粉じんや埃、道路のゴミ、水はねや飛沫の侵入を確実に遮断
  • 性能の異なる各種製品から選べて、あらゆる種類のランプに、またクリアレンズにもカラーレンズにも適用可能
  • 一般的なプラスチックおよび金属製のハウジングに長期間しっかりと固定
  • 米国、ドイツ、日本、中国に技術サポート・試験の拠点

製品コンセプトから製造工程への組み込みまで、いつでもお客様の設計チームと密接に協力して取り組みます。

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