車載ランプ用ゴア^® オートモーティブベント

結露を低減

自動車の運転時、駐車時のいずれでも機能するゴアの水分拡散ベントにより、結露を最小限に抑えます。一般的な自動車は時間的に静止状態が96%超を占めることから、この性能は特に重要です。

優れた防水・防塵機能

高価値のランプアセンブリや内部のセンサ/電子部品を、水、粉じん、土ぼこり、自動車関連のフルードなど、性能を損なう異物の侵入から保護します。

完全なシール性を実現

完全なシール性を長期的に維持し、ランプ性能の信頼性を向上します。自動車の走行時、駐車時のいずれでも迅速に機能し圧力調整を行い、筐体シール部分への負荷軽減と早期故障防止に貢献します。

設計の自由度を向上

超小型の筐体や集積密度の高いコンポーネントでは、より小型かつ薄型の形状で効果的な通気を実現する必要があります。ゴアの独自材料技術がソリューションを提供します。

ゴア^® オートモーティブベントは車載ヘッドランプ、リアランプ、フォグランプ、アクセサリランプ・アプリケーション向けの世界的な要件を満たしています。粘着材付きでさまざまなサイズや形状で提供され、手作業、半自動、自動のいずれの工程でも取り付けが容易です。
 
ゴアのベント技術はePTFE（延伸ポリテトラフルオロエチレン）をベースとしたゴアの独自プロセスを使用しています。この技術により、各製品の性能特性をアプリケーションの要求に合わせることが可能になります。ゴアのベントはすべて撥水性/撥油性保護を提供するとともに、筐体表面への強力な接着を長期的に維持します。

データシートをダウンロード

「正しい」ベントとは？

アプリケーションに最適なベントを選択する際には、ランプの種類や自動車での取り付け位置、環境的な要因、筐体のサイズや材料、筐体内のベントの取り付け位置、センサや内蔵電子部品の数や位置などが重要な要素となります。

こうした要素の評価や最適なベント・ソリューションの選択については、ゴアにお問い合わせください。

ヘッドランプ用ベント

ヘッドランプのレンズ透明度要件に合わせ、あらゆる性能/保護ニーズに対応したソリューションを用意しています。

リアランプ用ベント

未来志向のデザインやパッケージのための選択肢が必要な場合には、クリアレンズ/カラーレンズ向けの性能重視ソリューションを用意しています。

アクセサリランプ/フォグランプ

スペースに制約のあるアクセサリや、ブランド・エンブレム付きランプのパッケージの課題が生じた際には、より小型で信頼性を向上できるソリューションを用意しています。

IATF16949:2016：

国際自動車タスクフォース（IATF）標準は車載サプライチェーンで使用される品質システム要件を定義しています。ISO 9001:2015要件やOEM各社が定めている要件をベースとしています。
 

PPAP（生産部品承認プロセス）：

レベル1、2、3、4の提出あるいは条件免除に向けて、ゴアは手続きをスムーズにする包括的かつ簡潔なドキュメントを用意しています。

REACH準拠製品：

私たちはサプライチェーンでのPFOA（ペルフルオロオクタン酸）の使用を中止するために、サプライヤと協力してきました。ゴアの製品はEUのREACH規制（EU 1907/2006ならびにEC1907/2006）に適合しています。