ゴア® ガスケットテープ シリーズ500

この100% ePTFE製のフリーサイズガスケットテープは、他に類を見ない耐クリープ性を備えています。大口径鋼製フランジに対し、長期間、高いシール性を維持します。

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SEAL-226-DSH-JP-NOV15

産業用ガスケット

ゴアは、大口径鋼製フランジ用ガスケットに全く新しいカテゴ リー、シーリングソリューションを提案します。概要、特長、利点や技術データなど、詳しくはこちら

Japanese

関連資料: ゴア® ガスケットテープ シリーズ500

製品概要

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、スプールに巻かれたテープ状のガスケットであるため、さまざまな形状のフランジに迅速かつ簡単に装着できるコストパフォーマンスに優れたガスケットです。ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、非常に優れた耐クリープ性を備え、長期にわたる耐久性が必要とされるさまざまな大口径鋼製フランジ用途、特に熱サイクルの発生する用途において高い信頼性を発揮します。

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500の主な特長と利点
他のePTFEテープガスケットの性能を遥かにしのぐゴア独自のテクノロジー

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500はゴア独自の製造テクノロジーを使用した100%延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)で構成され、特に大口径の鋼製フランジやイレギュラーな形状の鋼製フランジで長期信頼性を発揮します。

その独自の内部構造により、ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、優れた耐クリープ性を備えています。当社内の試験によって、ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、他のePTFEテープに比べ、ほぼ2倍の耐クリープ性を有することが実証されています。

Creep Resistance - Series 500 - JP

15mm幅、3mm厚さのテープを内径150mmのリング状に成形し、EN13555に基づく耐クリープ性(PQR )を、温度150°C、初期ガスケット応力30MPaで測定した。

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500
一体型ガスケットとのシール性比較試験

最適な形状と機能性

ゴアは40年前にePTFEによるフリーサイズガスケットを発明しました。ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、このフリーサイズガスケットのカテゴリーの中で優れた性能を有する製品の一つです。この製品は、あらゆる形にフィットするようにその場で成形できます。大口径フランジでも一人で作業が終えられるほど、取り扱いと施工が簡単です。

加えて、ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は非常に高いなじみ性を持っています。表面の粗れたフランジであっても、容易になじみ、長期間シール性を維持することが可能です。それにより、システム全体の信頼性と安全性を高めます。

化学的に不活性な100%ePTFEで構成されているため、ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は化学プロセスの過酷な条件にも長期に渡って耐えられます。ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、溶融アルカリ金属と高温・高圧のフッ素ガスを除くほとんどすべてのプロセス流体(pH 0-14)への耐性を持っています。強アルカリ、強酸、有機溶媒等の多彩な流体で使用できる優れた耐薬品性を有するゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、さまざまなガスケットニーズを、これ一つで解決します。

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500
スカイブジョイントのシール性試験

トータルコスト削減とトラブル低減

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、ガスケットとしての特性だけで無く、さまざまな要素において大きな利点をもたらします。

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500を用いることによって、従来の一体型ガスケットの場合の設計、仕様確定、調達、輸送、保管、施工に関連した多くの期間、経費、複雑さといった煩わしさから開放されます。

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、シール性能において他に類を見ない高い信頼性を発揮すると同時に、ガスケットの設計、施工をより迅速に行い、その費用対効果を高めることが可能です。

技術データ

技術情報

材質 多方向に高い強度を有する延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)製。
耐薬品性 詳細はPTFE耐薬品性資料を参照ください。
使用可能範囲 使用可能範囲は、温度、圧力、フランジサイズ、締付圧、施工方法など、使用条件に依存します。
  • 通常使用範囲:-60℃~230℃、中真空(1)°~4MPa
  • 最大使用可能範囲:-269℃~315℃、中真空(1)°~7MPa

通常使用範囲外での使用においては、各使用条件に特化した設計を行い、十分に注意して施工されることを推奨します。また、熱サイクルを伴う場合、熱サイクル後に機器が常温に戻った時点で増し締めを行うことを検討してください。さらに詳しい説明が必要な場合は、お問い合わせください。

保管可能期間 ePTFEは経年変化が起こらないため、長期の保管が可能です。 粘着材の劣化を最小限に抑えるためには、室内で常温以下の環境(2) にて保管し、ご購入日から2年以内にご使用ください。

(1)絶対圧1 mmHg(Torr)
(2)°21°C、相対湿度50%

製品サイズ

ゴア® ガスケットテープ シリーズ500は、幅、厚み、長さをさまざまに組合せて購入いただけます。

厚さ

長さ

10 mm 3 または 6 mm 5、10、20m巻き
15 mm
20 mm
25 mm
30 mm
40mm
50 mm

*製品はすべて、厚さ3mmと6mm(1/8インチと1/4インチ)の2種類を用意しています。

部品の径単位はすべて、メートル系です。

試験データ

クリープ緩和

  試験温度 厚さ
    3 mm 6 mm
クリープ緩和 23°C 5% 10%
169°C 43% 54%

EN 13555に基づいて、この試験は、幅30mmのテープを使用し、装置剛性500 kN/mm、シール可能な最小限の締付圧で行われました。

シール性

  厚さ
  3 mm 6 mm
窒素漏えい量0.1 mg/(s·m)を達成するために必要な最小限の締付圧 19 MPa 23 MPa

この試験は、直径150mmのリング状に成形した幅30mmのテープを使用して行われました。

最大締付圧(圧壊応力)

  試験温度 厚さ
    3 mm 6 mm
最大締付圧 周囲 170 MPa 160 MPa

このテストは、EN 13555に基づいて、65mm×85mmのリングガスケットを使用して行われました。
上表の値は実測値であり保証値ではありません。ゴア® ガスケットテープ シリーズ500の許容締付圧は100MPaとしてお取り扱いください。

ガスケットデザインファクター

m&y

ガスケット係数mおよび最小設計締付圧力yは、ASME Boiler and Pressure Vessel Research Code Division 1 Section VIII Appendix 2に規定されたフランジ設計に使用されるガスケット定数です。

ガスケット定数の定義

ガスケット係数mは、シールが達成された使用状態(内圧作用時)における、内圧に対するガスケット面圧の比です。

最小設計締付圧力yは、フランジの応力計算における、設計上必要なガスケット締付け時の最小ガスケット面圧です。応力計算では、この面圧以上でシールのための「なじみ」が達成されると仮定しています。
※参照元:JIS B 0116 パッキン及びガスケット用語
実際の締付けにおいて、JIS B8265に準拠したmとyを用いた締付荷重では、通常使用可能範囲すべてにおいて石鹸水による漏れ試験をパスすることができない場合が多く、以下の推奨最小締付圧にて計算された締付荷重・締付トルク以上で締付けることを推奨しています。
締付荷重・締付トルク計算方法の詳細に関しましては、お問い合わせください。

推奨最小締付圧 40MPa
  厚さ
  3 mm 6mm
m 2.5 2.5
y 19 MPa 23 MPa

この試験は、直径150mmのリング状に成形した幅30mmのテープを使用して行われました。

関連資料

本製品は、工業製品に限定してご使用ください。

食品、医薬品、化粧品または医療機器の製造、加工、包装工程にはご使用いただけません。