フルードリザーバー向けゴア® オートモーティブベント

ゴアのオートモーティブ・フルードリザーバー・ベントは、圧力差を効果的に管理し、異物混入を防止するとともに、フルードリザーバーの性能や、フルードに関連する部品や機構の性能の低下を防止します。

製品概要

エンジンルームや車体の下に設置されたフルードリザーバーは、激しい温度変化により空気の膨張と収縮が発生します。さらに、高度変化によって圧力差が生じ、水、土ぼこり、粉じん、ごみ、自動車用の各種フルードなどのさまざまな異物がリザーバーに引き込まれてしまい、リザーバーや関連システムの性能が低下する可能性があります。

新しいフルードリザーバー設計では散水や飛沫に対する課題があり、これらからフルードリザーバーを保護し、長期的な信頼性を確保しなければなりません。

ゴアの最新のオートモーティブベント製品では以下の特長により、フルードリザーバーとそれに依存する部品の耐久性と保証性能を向上させることが可能です。

  • 水の浸入の防止
  • リザーバーと環境の圧力差の調整
  • 微粒子からの保護、粉じん、土ぼこり、破片の進入の防止
  • 洗車液、潤滑剤などのオートモティブフルードに対する耐性

ゴアの開発したオートモーティブベントをご使用いただければ、ディーゼルエンジン車におけるSCR(選択的触媒還元)システム用の尿素リザーバーなど、フルードリザーバーの通気に関する各種ニーズに対して、単一のソリューションで対応可能です。ゴアのオートモーティブベントは省スペース構造で、標準サイズでもお客様の要望に合わせたサイズのいずれでもご用意でき、生産時の取り付けも簡単に行うことができます。

こうしたことから、フルードリザーバーのベントは、コスト低減、および信頼性の向上にも役立ちます。

製品仕様

ゴアは、オートモーティブフルードリザーバー用途に対して数種類のベントを用意しています。性能の一貫性、信頼性を確保するため、すべての製品について徹底的な試験を行い、妥当性を確認しています。

これらは、尿素/SCR用途向けのオートモーティブベントの中でも特によく使われている製品です。具体的な用途についてのご相談の場合は、お問い合わせください。それぞれの用途に必要な事項を確認し、それぞれの用途が標準的なベント製品で対応可能か、お客様独自のベント製品が必要か検討を行います。

パワートレインベント フルードリザーバーベント:尿素/SCR(選択的触媒還元)
  フルードリザーバー
製品型番 AVS90 AVS92 AVS93 AVS94 AVS95
供給形態別型番 VE2071 VE2073 VE2074 VE2076 VE2080
外径 ø 28mm ø 32mm ø 26mm ø 30mm ø 38.5mm
部品/用途 尿素溶液リザーバー
ベントの主な機能 内圧調整、粉じん・土ぼこり・ごみからの保護、水の浸入からの保護
メンブレンのタイプ AM1XX-ePTFE100%、撥水・撥油性
取り付け方法 溶着
使用温度 -40℃~160℃
標準通気量 10.3 L/hr/cm²
耐水圧(アセンブリ) ≥ 60.0kPa (600 mbar, 8.7 psi)、 30秒
使用上の注意事項 ベントが尿素溶液に絶えず接触する状態は推奨できませんが、たまに飛沫がかかる程度であれば問題ありません。ベントの配置および防水設計については、ご相談ください。
ベント取り付け箇所 溶着についての推奨事項:熱可塑性プラスチック製ハウジング材の大半、超音波溶着又は熱溶着、溶着部は尿素側を向いていること

関連資料

最新ニュース

プレスリリース

ゴア® オートモーティブベントの新製品を発表

公開日: 2017年5月17日

日本ゴア株式会社は、本日、オートモーティブベントの粘着材付きシリーズの新製品を発表しました。新製品のAVS110は外径5mm、厚さ0.34mmと小型で、限られたスペースでの設計に最適です。

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エンジンルームの電子機器に、より小さなベントで大きな効果:ゴア® 粘着材付きベント新製品 AVS110

公開日: 2017年5月15日

センサーやコントロールユニットの高度化、高価値化にともない、ハウジングの小型化と内部構成の高密度化が進んでいます。オールメンブレン構成のゴア®粘着材付きベントAVS110は、エンジンルームや足回りの過酷な環境でのセンサーやコントロールユニットの保護に向けた、新たなソリューションです。

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新製品 ゴア®オートモーティブベント 溶着組付シリーズ:厳しさを増す車載電子機器の信頼性要求に対応する革新的テクノロジー

公開日: 2017年3月30日

ゴア®オートモーティブベントは、各種エレクトロニクス、ランプ、パワートレイン部品に対して、性能向上、信頼性向上、コスト低減に貢献します。

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