ゴア バッテリーインシュレーション
超薄型で機械的耐久性に優れた断熱材です。過酷な環境下でも、バッテリー寿命にわたり熱暴走の伝播を確実かつ安定的に抑制します。
安定性と信頼性に優れた断熱性能で、熱暴走の伝播を抑制
ゴア バッテリーインシュレーションは、より高いエネルギー密度のバッテリー設計を可能にするとともに、熱暴走の伝播からバッテリーを保護します。圧縮されにくい薄型材料で、高い圧力や高温環境下でも熱抵抗を維持。また、加工しやすいよう設計されており、クリーンで効率的なバッテリーモジュール製造にも貢献します。


ゴアの専門家が、ゴアの断熱材がバッテリーストレージ設備の安全性向上と熱暴走の伝播抑制にどのように貢献するのかを解説します。
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技術情報
ゴア バッテリーインシュレーションは、高エネルギー密度用途における長期にわたるスタック圧下でも、その寸法安定性と断熱性能を維持します。
| 評価項目 | 目標値 |
|---|---|
材料の公称厚さ¹(mm) | 1 |
寸法公差(%) | ± 10 |
1 MPaの圧縮応力下での圧縮歪み(%) | < 5 |
密度(g/cc) | 0.4 |
600℃での熱伝導率(mW/m·K) | < 50 |
平均絶縁破壊強度(V/mm) | 25,740 |
難燃性等級 | UL94 HB |
材料構成 | 非フッ素系複合材料 |
1 材料厚さは変更される場合があります。
注目コンテンツ
よくあるご質問
ゴア バッテリーインシュレーションは、エアロゲル、シリコーン、フォーム、コルクなどの従来の断熱材と比べて圧縮されにくいという特長があります。そのため、バッテリーモジュールの製造工程や熱暴走時のような高い圧縮応力が加わる環境でも、厚さと熱抵抗を維持できます。
また、より薄い断熱層で性能を発揮できるため、モジュールレベルでのエネルギー密度向上にも貢献します。さらに、ゴア バッテリーインシュレーションは発塵しにくく、切断や接着が容易なため、製造工程での取り扱いにも優れています。
断熱材は圧縮されると厚さが減少し、それに伴って熱抵抗(R値)も低下します。エアロゲル複合材やシリコーンフォームパッドなどの圧縮されやすい従来材料では、熱暴走の伝播を防ぐ性能を維持するためには、材料自体をより厚くするか、安全マージンを見込んだ設計が必要になります。
一方、ゴア バッテリーインシュレーションは圧縮されにくい構造を採用しているため、BESSやEVシステムで使用寿命末期に想定される1,000 kPaの圧力下でも、安定した熱抵抗を維持します。
ゴア バッテリーインシュレーションは従来の熱暴走対策用断熱材とは異なり、高い圧縮応力が加わっても変形しにくく、高い熱抵抗を維持します。
また、セル膨張への追従性が求められるバッテリーモジュールでは、変形に追従する専用設計のパッドと組み合わせて使用できます。これにより、熱暴走の伝播防止とセル膨張への対応をそれぞれ別の材料に担わせ、性能を最適化できます。
はい。置き換えて使用できます。また、エアロゲル系断熱材をはじめとする従来の熱暴走対策用断熱材で課題となりやすい、粉じんの発生、機械的な脆さ、圧縮による厚さの減少を抑えることができます。
ゴアでは、UL94 HB難燃性をはじめとする、バッテリーの安全性と信頼性に関する主要な業界規格への適合を目指して、各種試験を実施しています。また、非フッ素系のゴア バッテリーインシュレーションは、EU REACH規則および米国環境保護庁(EPA)のPFAS規制にも対応しています。
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本製品は、一般工業用途に限定してご使用ください。
食品、医薬品、化粧品、医療機器の製造、処理、または包装作業にはご利用いただけません。












