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拡張性に優れ、低コストで導入できる独自の固定式触媒・吸着システム

ゴア 水銀コントロールシステム(GMCS)は、産業用排ガスに含まれるガス状の金属水銀と酸化水銀を捕集する独自の固定吸着システムです。集塵装置の後段に設置可能な積み重ね式モジュールで構成されています。

特長とメリット
用途
仕組み
特長とメリット

長期間に渡り交換不要で高い水銀捕集性能を維持

ゴア 水銀コントロールモジュールは、独自の開口部デザインにより、圧力損失を極めて低く抑えることができます。そのため、送風機の能力増強や追加は不要です。さらに、可動パーツがなく化学薬剤も使用しないため、シンプルで運転コストに優れます。また、ゴア独自の吸着ポリマー触媒複合(SPC)材料により、交換が必要になるまでの長期間にわたり、排ガスに含まれる水銀およびSO₂濃度を安定して低減します。

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低圧力損失を実現するGMCSモジュール

GMCSモジュールの独自のオープンチャネル構造により、極めて低い圧力損失を実現します。

幅広い適用性と優れた費用対効果

SPCは、高湿度(湿潤)の酸性ガスを含む排ガスなどの過酷な条件下でも高い性能を発揮します。そのため、湿式排煙脱硫装置(FGD)においても、ミストエリミネータ上部への設置が可能です。

固形廃棄物の発生を最小限化

寿命を迎えたSPCは耐腐食性フレームから取り外して廃棄でき、フレームは再利用可能です。また、SPCの廃棄コストは一般的な活性炭システムと比べて大幅に低く抑えられます。

追加スペースゼロで導入可能

湿式脱硫装置内部にGMCSを設置する場合、新たな設置スペースは必要ありません。スペースに制約のある施設でも導入しやすい点が大きな特長です。標準的な設置工事は、3~4週間の停止期間で完了します。
 

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湿式脱硫装置内部のゴア 水銀コントロールシステム

湿式脱硫装置内部にGMCSを設置する場合、新たな設置スペースは必要ありません。

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独立設置も可能

82°C(180°F)未満の最適な運転温度を維持するため、排ガス冷却装置を備えた独立設置例

独立設置も可能

湿式脱硫装置を持たない施設では、この技術を乾式脱硫装置の後段に適用することも、水銀/SO2対策の独立型ソリューションとして導入することも可能です。さらに、最適な性能を得るために、GMCSの前段にガス冷却装置を設置し、排ガスを82°C(180°F)未満まで冷却することもできます。

用途
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VenturiPak™ Scrubberへのゴア 水銀コントロールシステムの設置

VenturiPak™ Scrubberへの設置(画像提供: EnviroCare International社)

石炭焚きボイラーでの適用例

メインラインやバイパスラインを設けたパイロットプラントでの実績を含め、GMCSは高硫黄・低硫黄の瀝青炭、亜瀝青炭(PRB)、褐炭など、あらゆる石炭種を燃焼する発電所で排ガスに含まれる水銀除去に成功しています。

セメントプラントでの適用例

ゴア 水銀コントロールシステムは、セメントプラントが水銀排出規制の目標を効果的かつシンプルに達成するための有力な選択肢となります。ダストシャトリングやダスト廃棄が不要で、これに伴うプロセス変更も必要ありません。活性炭吹き込み(ACI)に生じがちな課題を解消できるほか、大量の粉末吸着材を輸送・保管する必要もありません。
 

汚泥焼却施設での適用例

ゴア 水銀/SO2コントロールシステムは、固定床式活性炭吸着装置に比べて設備投資を大幅に削減できます。さらに、活性炭吹き込みが不要なため、灰の性状を維持しつつ運用コストも最小限に抑えることができます。

仕組み
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吸着ポリマー触媒(SPC)複合材

SPC複合材は、ガス状の金属水銀と酸化水銀を捕集すると同時に、SO2を液相の硫酸へと変換します。

ゴア独自の吸着ポリマー触媒(SPC)複合材

この材料に含まれる吸着剤は、燃料やプロセス条件の変更による水銀形態の変動に影響されにくいのが特長です。水銀は化学吸着によってSPC内部に強固に結合されます。多くの活性炭吸着材と異なり、SO3が存在してもSPCの水銀捕集性能が低下することはありません。そのため、高硫黄炭を使用する場合や、SO3ガス調質を行うユニットにおいて非常に効果的なソリューションとなります。また、吸着剤を噴射しない方式のため、飛灰の水銀汚染や、回収が必要となる粒子状物質が増える心配もありません。さらに、酸化剤も不要であることから、ハロゲン系物質による配管部材の腐食や、複雑な排水処理も発生しません。

受動的に動作し、モジュールは調整・再生・交換を必要とせずに、水銀を継続的に化学吸着しながら、SO2を液相の硫酸へと変換します。
 

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本製品は、一般工業用途に限定してご使用ください。

食品、医薬品、化粧品、医療機器の製造、処理、または包装作業にはご利用いただけません。