ノートパソコンの放熱対策

ゴアの熱対策ソリューションで、持続的なピークパフォーマンスを実現
ノートパソコンの放熱は、開発における主な課題の一つです。PC筐体の熱対策として、これまでグラファイト、ヒートパイプ、ベイパーチャンバー、ファン、熱伝導材料(TIM)、サーマルペーストなど、さまざまな材料や技術が用いられてきました。現在、ノートパソコンの熱設計を担うエンジニアは、ゴア® サーマルインシュレーションを設計に組み込み、より効果的な熱拡散を実現しています。
ノートパソコンの熱対策における新たな選択肢
ゴア® サーマルインシュレーションは、デバイス内部から表面への熱伝達を抑制する用途に使用できます。ノートパソコンは、タイピング時に長時間触れるほか、膝の上で使用されることも多いため、筐体温度はユーザーにとって重要な課題となります。ノートパソコンでは、熱拡散にはヒートスプレッダが用いられる一方、局所的なホットスポットの低減には断熱材が用いられます。断熱材はヒートスプレッダと組み合わせることで、熱拡散効率を高めることができます。
ノートパソコンのメモリは、高い熱負荷を生じることがあります。そのため、メモリ領域から熱を移動させる目的で、メモリ用ヒートスプレッダが使用されます。これらのRAM用ヒートスプレッダ設計にゴア® サーマルインシュレーションを組み合わせることで、筐体表面のホットスポットをさらに低減できます。
ゴア® サーマルインシュレーションは、ノートパソコン内のベイパーチャンバーと組み合わせて使用することもできます。ベイパーチャンバーは二相冷却により高発熱部品から効率的に熱を移動させますが、その構造材料は厚さ方向にも熱を伝導します。その結果、熱が筐体表面に伝わり、ホットスポットが発生する可能性があります。ベイパーチャンバーの特定箇所にゴア® サーマルインシュレーションを配置することで、熱拡散効率を高めるとともに、ホットスポット温度を低減できます。
ゴア® サーマルインシュレーション × DELL XPS 13
DELL社は、ノートパソコンの性能向上と薄型化のために、ゴア® サーマルインシュレーションを採用しています。
空気よりも低い熱伝導率
ゴア® サーマルインシュレーションは、熱拡散ソリューションの有効性を高めます。高品質なエアロゲル技術により、厚さ方向の熱伝導率(kz)は空気よりも大幅に低く、熱拡散比を向上させるとともに、システムレベルのエアギャップを上回る性能を発揮します。単独でも、ヒートスプレッダと組み合わせても使用でき、より高性能な熱設計を実現します。
熱拡散比
(または異方性比)
| この比率は熱拡散特性を表します。 | |
|---|---|
kxy / kz | kxy - 面内熱伝導率 割る |
| kz - 厚さ方向の熱伝導率 | |
一般的なヒートスプレッダ材料は、異方性比が高く、熱を面内方向に広げやすい特性があります。一方で、断熱材と比べるとKzが非常に高いため、熱が厚さ方向にも伝わり、機器表面に到達します。そこで熱設計では、スプレッダの高いKzを抑制するため、スプレッダ上にエアギャップ(Kzが低い空気層)を設けることが一般的です。
ノートパソコンにおける用途例: ゴア® サーマルインシュレーション
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本製品は、一般工業用途に限定してご使用ください。
食品、医薬品、化粧品、医療機器の製造、処理、または包装作業にはご利用いただけません。


